R-MATES誕生物語
まえがき
仕事の疲れを癒してくれたのは沖縄ダイビング。
年間300日の出張生活だった大手企業時代。
13年間働き、腰を据えようと会社へ相談。
そこで与えられた窓際の仕事。
新しい出発と転職した不動産企業では、仲間の支えもあり3店舗のエリアマネージャーへ昇格。
しかし、一度の売り上げ不振から新卒社員との外回り飛び込み営業へ降格させられた苦い思い出。
最後の転職と思い挑戦した京都でのシステム系企業では、残業100時間越えのブラック企業での生活・・・。
自分らしさを求めてチャレンジした転職が自分自身の自信を奪い、仕事への情熱を奪っていった日々。
そんな時、沖縄との出会いが新しい道を導いてくれた。
初めての沖縄との出会いは、大手企業時代。
水道系の処理システムを管理し、13年間で42の都道府県を出張で飛び回る日々。
そんな中、沖縄県では、3度の半年間の生活を経験。
都会とは異なるのんびりとしたリズム。気の安らぐ周囲の方々。
この時、老後は沖縄(笑 で生活を考えるキッカケに。
そんな出張生活の中、13年が過ぎ、年齢も31歳。
そろそろ腰を据え生活を考え、部署移動を上司へ相談。
すると帰ってきた答えは、定年後の再就職者が隠居生活を送るような窓際の仕事。
31歳でこの仕事を受け入れるということは、将来何も仕事に期待ができない環境を受け入れた人生を送ることを認めるということ。
正直、ショックだった。
仕事はキツかったが、楽しかった。
仲間と営業での数字を求めたり、新規開拓のアイデアを練ったり。
お互いが切磋琢磨し、経験と結果を出していく時間。
しかし、楽しい日々が5年目を迎えた頃に壁が…。
1月2月3月と過去最高の業績を上げるが翌月の4月、5月、6月が過去最低な結果に。
しかし何くそ!次の期は結果を出してみせると気分を入れ替え出社すると、突然の事例が、新卒社員と一緒に飛び込み営業をしてこいの一言。
えっなんで??? 何が起こったのかわからない。
確かに前期の3ヶ月は悪かったが、その前の期は過去最高の結果。
次期へ向けて頑張る準備もしていた最中。
激しいショックが全身を襲う。
頭の中がパニックになり、やる気も全て失った。
自転車にも乗れないほど体が硬直し、周囲の仲間が心配をする現状。
それから部署が営業業務から管理業務へ移動になり、会社の意向とは反対に落ち込んでいく日々。
医者の診断もありこのまま続けるのは難しい状態に。
そして転職。
これまでの資格を活かしシステム系の会社へ。
毎日が朝10時から24時過ぎまでそして土日休みなし。
残業100時間をはるかに超えるブラック企業。
こんな中では、働けない。
絶対に体が壊れる。
7ヶ月で退職というか、会社が倒産(笑
助かった。
そんな中、決めた沖縄行き、マンションを売り払い、資金を作り、沖縄へ。
不動産時代、休みを利用し体験ダイビングを始め、ライセンスを取得していたのでこれを機会にダイブマスターの為、地元ダイビングショップに住み込みをしながらプロライセンス資格を習得し、経験を積む。
そして、改めて感じた沖縄の海の素晴らしさ。
西海岸、東海岸、北部、南部、そして都心から直ぐに潜れるダイビングポイントの数々。
全てが、それぞれの魅力があり、潜る度に新鮮な気持になれる。
お客様の感動や笑顔、そして素晴らしい交流が過去の想い出を、自分自身の糧となる経験へ変えてくる。
そんなダイビングを一生の仕事としてできる幸せ。
そして、これまでの経験やお客様の最高の想い出を演出することを追求したいと考え独立。
R-MATES
店舗名である「 R-MATES 」は
Rは、お客様に呼んでもらっているリンリン(笑
MATESは、仲間・友達の意味。
友達や仲間と一緒にリラックスした環境でダイビングを楽しんでもらいたい。
そして、お客様一人ひとりが沖縄の海でそれぞれの楽しさを感じてもらえる為に少人数でのダイビングにこだわり、大多数を受け入れる効率化より、楽しみの時間を共有するゆとりの時間を大切に運営。
体験ダイビングから興味を持ってもらいライセンスを習得し、FUNダイビングを重ね上級者向け、光のカーテンや迷路のような洞窟などを体験する。
沖縄の海にある多くの魅力溢れるポイントを一緒に巡り、すばらしい経験をライフスタイの一環として、本土の方ならば、毎年の楽しみとして…。
県内の方ならば、四季の海を楽しむ…。
会社の組織づくり一環としてダイビングを取り入れることによりチーム力の向上や福利厚生の目玉としてなど…。
これまでの、経験があるからこそ、また、ナイチャ〜だからこそ(笑
お客様一人ひとりに合ったダイビングのナビゲーターをしっかり楽しんでいる。